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いただきます!にいがた食の安全・安心通信

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第9号:11月3日発行
☆・☆・・「にいがた」から食の安全・安心をお届けします!・・☆・☆

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┏┏┏  ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪       ┏┏┏
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◆第8号◆新潟県生活衛生課発行(平成18年11月3日発行)◆◆


「にいがた」から「食の安全・安心」情報を、採れたて新鮮なままお届けするメールマガジン『いただきます!にいがた食の安全・安心通信』の第9号です!


朝晩はすっかり冷え込むようになりましたね☆
そのせいか、わたしの職場では、ゴホゴホ咳をしたり、体調を崩して休んだりしている人がちらほら…。その風邪ひきの波が、だんだんとわたしの席に近づいてきているような気がする…のが少しこわいところです。(-_-;)
「にいがた」産の、栄養たっぷり、秋の美味しい味覚をしっかり食べて、体調管理を万全にしたいものです。(~o~)



*** 今号の目次 ***

■1 食の安全・安心「注目」トピックス
    ・年末食品等一斉取締…やっています!

■2 ホームページ厳選採れたて情報

■3 食の安全・安心リレーコラム
    ・奥が深い食の育み



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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
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にいがたの食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピッアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!


★★★★ 年末食品等一斉取締り…やっています! ★★★★
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新潟県では、例年、食中毒が多発する夏期と年末に、食中毒事故を防止するため、食品営業施設への監視指導を強化したり、地域住民への啓発などを集中的に行っています。
今回は、11月と12月の2ヶ月間かけて行う、平成18年度の年末食品等一斉取締りの実施について、ご紹介したいと思います!


★☆ 年末食品等一斉取締って?

新潟県では、毎年度「新潟県食品衛生監視指導計画」を策定していますが、その中で、年末一斉取締りの実施を明記しています。

近年、新潟県では、ノロウイルスによる食中毒が冬場に多発する傾向にあるので、その予防対策の周知に重点を置いています。ちなみに平成18年1月〜3月にかけては、6件発生し、患者数は143名でした。

また、スキーやスノーボードなどで県内各地を訪れる観光客や、年末を郷里で過ごされる帰省客も増えるため、そうした方々が利用される施設で食中毒など起きないよう、その防止対策も重要です。


★☆ 今年度のポイントは? … きのこ食中毒の予防!

今年度の特徴として、相次ぐきのこ食中毒の予防があげられます。先月半ばの「きのこ食中毒発生注意報」発令後も、きのこ食中毒が続発するなど、特に注意が必要な状況になっています。(平成18年度のきのこ食中毒:今日現在で6件発生、患者数24名。)

そこで、毒きのこによる食中毒を予防する大原則として…
  ◆食用と判断できないきのこは、採らない・食べない!
  ◆確実に鑑別できる専門家に判断してもらう!(詳しくは保健所へ!)
  ◆きのこにまつわる様々な「言い伝え」は迷信なので絶対信じない!
を実践していただくことが、食中毒の予防につながります!

また、発生件数の多い毒きのこは、なじみのある食用のきのこと良く似ているので、特に注意が必要です。
今年のナンバーワンは、例年どおり「ツキヨタケ」。この毒きのこは、食用のシイタケやヒラタケと間違いやすいので、つい誤って食べる人が多いのです。見分け方のポイントは…
  ◆柄(傘のつけ根)の肉の内部に黒いシミがある。(ないものもある)
  ◆ヒダ(傘の裏側)が暗闇で発光する。(新鮮な場合)
  ◆柄のつけ根にリング状の隆起帯がある。(ヒラタケ(食用)にはない)
…です。これからきのこ狩りにお出かけになる方は、ぜひご注意を!


★☆ 重点対策 … ノロウイルス食中毒の予防!

毎年度、冬に多発するため、特に重点的に対策を実施します。
まずは、冬の季節に飲食店などでもよくお目見えする「かき」の取扱いに注意していただかないといけません。

実は、人の糞便などに含まれて、川や海に流れたノロウイルスは、「かき」などの二枚貝の中に蓄積されるのです。特に、活動が低下して蓄積が進む冬の「かき」は要注意、というわけです。
そのため、「かき」を火を通さず生で提供する行為は非常に危険なのです。「酢かき」など提供している営業者の方もいらっしゃいますが、控えるようにしてください。「かき」は中心部まで十分(中心温度85℃以上・1分間以上)加熱して食べましょう!
また、「かき」など二枚貝を取り扱った後は、手や調理器具をしっかり洗浄消毒することもお忘れなく…。

もう一方で恐いのが、調理に従事する人を介した二次汚染が原因のノロウイルス食中毒です。
例えば、嘔吐・下痢・発熱などの症状を呈した家族がいる場合など要注意です。家族から感染したけど症状が出なかったので、本人は感染に気づかず調理に従事し、食中毒が発生したケースも実際にありました…。
調理従事者本人だけでなく、その家族まで含めた健康管理と適切な衛生管理が、大切な予防対策になるのです。


★☆ そのほか、さまざまな食中毒の予防対策を実施します!

今年もフグの素人調理による食中毒が1件発生しました。専門知識のない人は、フグを調理しないようお願いします!

また「牛レバー刺し」が原因の食中毒が発生しています!
食肉を生で食べる行為は、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌O157による食中毒の原因となります。お店では、牛レバーや鶏肉など、生食での提供を控えるようにしてください!ご家庭でも、十分加熱してから食べるよう心懸けましょう!
そのほか、焼き肉などを行う際に、焼く時と食べる時で別の箸を使い分ける…なんて工夫でも予防対策のひとつになります☆ もちろん、食肉を取り扱った後は、手や調理器具をよく洗浄消毒することもお忘れなく…。


年末取締りの詳しい情報はこちら!


毒きのこに関する情報はこちら!


ノロウイルス食中毒に関する情報はこちら


カンピロバクター食中毒予防啓発用チラシあります!



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│2 │ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!


★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
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にいがた食の安全・安心サポーターを設置しました!
新潟県は、県や食品衛生協会と協働して、営業者への技術的助言や指導、地域住民への啓発を行ってもらうサポーターを設置しました!


平成18年度夏期食品等一斉取締り実施結果はこちら!
今号のトピックスは年末取締りの特集ですが、こちらは夏に実施した一斉取締りの実施結果です!ご覧ください。


「第3回にいがた食の安全・安心審議会」が10月24日に開催されました!審議会で配布された資料をご覧になれます!


県内毒きのこの詳しい情報はこちら((@_@)


平成18年度新潟県製菓衛生師試験合格者を発表しました!


牛肉の原産地表示に取り組む県内の外食店をご覧になれます!
現在、ホームページ掲載分だけで47店舗になりました!外食事業者の皆さん!あなたのお店でも牛肉の原産地表示を進めませんか?



★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★…からお届けします!
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第2回食のにいがた「学生料理コンクール」の結果について
「とっても美味しそう!」な料理の写真がご覧になれます。レシピつき☆


「にいがた和牛」のランチを楽しむ会を開催します!(PDF:150KB)
テーブルマナーを学びながら、「にいがた和牛」を味わってみませんか?


新潟県が開発したエノキタケ「雪ぼうし」が10月24日から販売!(PDF:78KB)
新潟県は「エノキタケ」の生産が全国第2位。そんなエノキタケの新品種「雪ぼうし」がいよいよ販売されます!


県内養鶏場の鳥インフルエンザに関する情報を更新(10月29日現在)



コイヘルペスウイルス病に関する情報を更新(10月24日情報)



☆ミニコーナー ★★新潟県広報テレビのお知らせ★★
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■UX「ほっとホット新潟」11月11日(土)午後5時55分〜59分
〜〜テーマ「売り出せ!新潟のおいしさ」〜〜



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│3 │ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?


◇◇今週は…◇◇ 審議会の 岡田 玲子 委員(新潟県消費者協会)から執筆していただきました!

★★★★ 奥が深い食の育み ★★★★
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毎月19日は?…「食育の日」です。
昨年7月に施行された食育基本法に基づき、今春から国民的な運動として「食育推進」の取り組みが始まり、毎月「19(イク)日」が意味のある日となりました。


さて、生きる力を育むために、「何を、どれだけ、どのようにして食べたらよいか」のおおよそを知り実践できること(食の素養)を、子どもが親元を巣立つ頃までに育んでやることができたなら、親として子どもに貴重な財産を授けたことになるのではないでしょうか。激動の世にあっても決して価値の変わらない財産です。


この食の素養は、「日常茶飯」を大切にするささやかな行為の積み重ねによって培われます。1日3食ずつ摂るとすると、1週間では21食、1年間では1,095食、親元で育つ18歳頃までには、およそ19,700食を摂ることになります。その一食一食を大切にする体験の累積は大きいと言えます。


19,700食のうち、不適切な食べ方が1,000食あっても心身に何ら影響は見られないかも知れません。しかし、たとえ1椀の雑炊であっても「いただきます」「ごちそうさま」と言って食した行為の積み重ねは、「人を良くする−食−」に繋がっていくのではないでしょうか。限られた24時間の中から食に関わる時間をどう生み出すかが課題となります。


家族の心身の健康を願うならば、調理の手間を惜しまず、さらに子どもに沢山手伝わせることによって、「作って食べる」喜びを共有したいものです。台所育児の効用は、食材から食膳までの全工程を短時間で、子どもとともに体験できるところにあります。食材を用意する、洗う、包丁を使う、火・水・油を使う、煮る・炒める・焼く・揚げる・蒸す、そして片づけることなどを細心の注意を払いながら行うことによって、総合的な食事作りの学習ができ、感性を呼び覚ますことができます。また、共同作業によって家族との一体感・共有体験を得ることができ、家族への愛情を育てるこの上もない好機になります。


さらに、食材を生み出す農業の中には、子育ての力、教育力がたっぷり眠っています。子どもの育つ環境には、遊びや親の手伝いを通じて農と関わり、水と土の恵みの素晴らしさにふれ、汗を流し、収穫の喜びを味わう場が必要です。土と遊び、土に学ぶ農業体験から生まれる「感謝の心」と「慎み」が、子どもの育ちに不可欠なのではないでしょうか。


諸事情で農業体験ができ難(がた)くなった今、大人の思いやりと援助によって、何らかの形でそれができる環境を整えてやることが求められています。さらには子ども達が身土不二(しんどふじ)・一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)の妙味にもふれて、かけがえのない地球のために「無駄にしない・ちょっと我慢する・時々ちゃんと考える」行動をとることを、見守り促していきたいものと思います。


「食育の日・わが家版」をお互いに楽しく企画し、実践して行こうではありませんか。


★☆★身土不二(しんどふじ)って何?
国の「地産地消」運動でもよく使われる言葉です♪
「身体と土は一体」という考えのもと、自分が生活する土地から採れた食材を食べることが、身体に最も良いとする考え方を表す言葉…だそうです。
国立国会図書館のレファレンス協同データベース


★☆★一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)って何?
ひとつの物を丸ごと全部食べてしまうこと。例えば、お米は玄米で食べる、などなど…。
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新潟県福祉保健部生活衛生課食の安全・安心推進係 E-mail:ngt040250@pref.niigata.lg.jp
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