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いただきます!にいがた食の安全・安心通信

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第52号:平成20年6月26日発行
*** 今号の目次 ***

■1 食の安全・安心「注目」トピックス
  ・エビ、カニのアレルギー表示について

■2 インフォなび

■3 ホームページ厳選採れたて情報

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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!

▲▽      エビ、カニのアレルギー表示について        ▲▽

 今回のトピックスは、新しく表示が義務化されたエビ・カニのアレルギー表示についてです。
 皆さんは、アレルギー表示についてどんなことをご存知ですか?

 その前に食物アレルギーとは一体何か考えてみましょう。アレルギー反応とは、簡単に言うと自分の身体が様々な外的攻撃に対し、敏感に反応してしまうことにより起こる反応です。食物アレルギーの方にとって、その食べ物は体にウイルスなどの病原体と認識させ、防御反応を起こさせます。
 しかし、ウイルスなどの病原体と違い、食べ物はすべての人にアレルギー症状を引き起こさせる訳ではないので、食物アレルギーのない方は食べても支障がありませんが、食物アレルギーをお持ちの方にとっては深刻な問題なのです。また、やっかいなことに極わずかな量でも反応してしまうことです。
  
  ところでみなさんは普段どういった目的で食品表示を活用されていますか?
 表示にはたくさんの情報が書いてあるので、何を見ていいか分からないこともありますね。消費期限や賞味期限といった健康被害に直接繋がる情報は、商品を選ぶ際特に気をつけている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
食物アレルギーを持つ患者さんは、自分が食べるものの中に、自分が反応するアレルギー物質を含むのかどうかを判断し、選別する必要があります。つまり患者さんにとっては、消費期限などと同じく、健康被害に直接繋がる大事な情報がアレルギー表示なのです。

 そこで、厚生労働省では、これまでの研究成果をもとに、過去に重い健康危害があった例から、その際に食べた食べ物の中で明らカニ特定された原材料をアレルギー物質を含む「特定原材料等」として指定しています。
  
 今回新たにエビ・カニが加わった主な理由は、エビ・カニに対するアレルギー患者さんの数が増えているという調査の結果です。またエビやカニは、大きな魚のエサとして食べられます。その魚をアレルギー患者が食べることにより重篤なアレルギー症状が起こることも考えられます。食品に関わる業者の方が行う表示には、製品によっては「本製品(かまぼこ)で使用しているイトヨリダイは、エビ(特定原材料等の名称)を食べています。」といった注意喚起が必要となります。
 また、しらすやちりめんじゃこなど、まるごと食べる魚については、漁獲時にエビ類と一緒に水揚げされ、小さいため選別されずに混入してしまうこともあるため、同様に注意喚起表示が必要とされています。

 なお、食物アレルギーの原因物質は、時代の変化とともに変わっていく可能性があります。厚生労働省では、更に実態調査・科学的研究を行い、新しい報告などをもとに、適宜見直しを行っています。現在、法令で表示が義務付けられている特定原材料は7品目(エビ、カニ、小麦、そば、卵、乳、落花生)となりました。
 なお、新たに加わったエビ・カニの表示は、平成22年6月まで表示を猶予する経過措置が取られています。
 食事は、栄養などの健康面だけではなく、精神面にも重要な役割を担っています。表示から適切な情報を選択し、美味しく・楽しく・安全に食べることで、毎日の生活を充実させましょう!

▼詳しくはこちら

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│2│ インフォなび
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 6月に咲く花と言われてアジサイと答える方も多いはず。私もその一人です。

 花はつぼみのころは緑色、それが白く移ろい、咲くころには水色、または薄紅色。咲き終わりに近づくにつれて、花色は濃くなり、土壌のpH濃度やアルミニウムイオン量によって様々に変化するので飽きずに長く楽しめる花だと思います。

 さて、そんな6月の楽しみでもあるアジサイですが、先日茨城県でアジサイによる食中毒が発生しました。
 飲食店が、6月13日に提供した料理を食べ、食中毒のような症状を訴えました。
 原因は「鳥肉梅じそ和え」に添えられていたアジサイの葉を食べた事による中毒症状です。アジサイのつぼみ、葉及び根には青酸配糖体が含まれていて、噛むことによりアジサイの分泌酵素と反応したり、胃の消化酵素と反応することにより青酸(シアン)が生成され中毒症状をきたすそうです。
 同じように観賞用の花としてきれいなスイセンの葉は、毎年のようにニラと誤って食べてしまう食中毒事故が起こります。

 料理を美味しく頂くために季節の花や葉を演出することは素晴らしいことと思いますが、有毒な植物を食器に盛りつけることは、慎んで頂きたいものです。

茨城県報道発表資料

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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!

★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
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■店頭掲示板「にいがた食の安全インフォメーション」を更新しました

■食品衛生法違反者等の公表を行いました。

■食品回収情報を更新しました(計4件)
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★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★からお届けします!
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■特別栽培農産物地域認証委員会の委員を募集します

■新潟米の情報提供に関する検討会

■夏を乗り切る元気の素!佐渡産のニラを紹介します!!

■佐渡のさわやかな初夏の味、サクランボを紹介します!! 

■【長岡】「長岡野菜を食べようキャンペーン」について紹介します

■【長岡】夏が旬な長岡野菜を食べましょう

■「にいがたフード・ブランド推進事業」プロモーション委託業務に係る企画コンペティションの審査結果報告

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★★   厚生労働省、農林水産省などからの注目情報です!   ★★
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■輸入食品に対する検査命令の実施について(タイ産グリーンアスパラガス)(厚生労働省)

■薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品規格部会の開催について(厚生労働省)
議題:汚染物質・カドミウム・アフラトキシン・金属試験法・寒天の規格基準の設定や改正など

■「食品衛生法施行規則(昭和23年厚生省令第23号)」及び「食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)」の一部改正に係る意見の募集について(L-グルタミン酸アンモニウム)(厚生労働省)

■特別用途食品制度のあり方に関する検討会(厚生労働省)

■薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会添加物部会の開催について(厚生労働省)
開催目的:食品添加物の新規指定の可否等について審議検討すること。

■6/20改正:大量調理施設衛生管理マニュアル(厚生労働省)

■牛海綿状脳症(BSE)のスクリーニング検査結果について(厚生労働省)

■特別用途食品制度のあり方に関する検討会第7回の開催について(厚生労働省)

■医薬品成分(シクロペンチナフィル及びN-オクチルノルタダラフィル)を含有するいわゆる健康食品(無承認無許可医薬品)の発見について(厚生労働省)

■養殖うなぎの原産地表示の適正化について(農林水産省)

■日本産果実マークの公表について(農林水産省)
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