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いただきます!にいがた食の安全・安心通信

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第49号:平成20年5月15日発行
*** 今号の目次 ***

■1 食の安全・安心リレーコラム
  ・空豆に中国の食を思う

■2 インフォなび

■3 ホームページ厳選採れたて情報

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│1│ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?

◇◇今週は… にいがた食の安全・安心審議会委員 末武晃さん(新潟日
報社)から執筆していただきました!

▲▽         空豆に中国の食を思う          ▲▽

 桜吹雪舞う中、北京五輪の聖火リレーが、慌ただしく信濃路を駆け抜けた。人権制圧や、環境汚染、食に不安が残る中国。無事に平和の祭典が開催されるのだろうか。
 そんな中国と日本は古来、文化だけでなく、さまざまな食の伝来でも深い関係があった。
 今の季節なら空豆か。千三百年前に中国からやってきた「唐豆」が、当て字で「空豆」になったという説もある。天に向かって、さやが伸びるから「空豆」。中国では、さなぎになる前の、蚕の形に似ているから「蚕豆」ともいう。
 アフリカが原産。古代文明を支えた世界最古の農作物の一つで、翡翠色が爽やかな初夏を感じさせる空豆。静岡では五月豆。千葉では雪割豆。奈良では大和豆。伊勢では雁豆…各地でいろんな呼び名を持つ。主産地の鹿児島から出荷は徐々に北上してきた。桜が咲いてから、二ヶ月後までが、その地方の空豆の旬だ。
 毒入り餃子、残留農薬の野菜など、このところイメージの悪い中国産だが、空豆がもたらされたころから近世までは日本の手本になるような国家だった。「食の安全」を基本に人がゆったり、のんびり暮らせる豊かな大地。国の余裕があったように思う。
 それが今、東京オリンピック当時のモータリゼーションから公害へ突き進んだ、かつての日本がだぶって見える。経済効率至上主義で「食の安全」がなおざりにされてはいけない。悠久の大地・中国には最もふさわしくない行き方だ。
 さやの中で、大切そうに、白い毛でふわふわの布団にくるまれている空豆。ゆでたり焼いたりするなら、さやごとで。蒸し焼きのようになって、ほくほくと、香り豊か。何はともかく季節の恵みを安全においしく頂きたいものだ。


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│2│ インフォなび
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 厚生労働省が行った食品による窒息事故についての調査した結果が公表されました。
 原因となった食べ物の中には、意外なものが多く含まれています。
 例えば、乳幼児で多かったものの中に私個人としては今まで全く危険を感じていなかったプチトマトやブドウが含まれていることにまず驚かされます。高齢者に至っては、毎日食べるご飯やパンで窒息事故が起こる例もあるようです。
 原因となった食べ物で1番多いのは「餅」でした。
 こう考えていくと、食に関するリスクは有害物質混入といったような単純なものだけではなく、形状や弾力なども人にとってリスクになることも改めて感じさせられました。

 「最近では、こんにゃくゼリーで死亡」という見出しや「注意喚起表示」「形状や弾力の改善」と言った記事を読みました。
 私は、喉に詰まらせ易い食べ物としてすぐに思い当たるのは、やはり「お餅」です。
 正月は私ももちろんお餅を食べます。
 私の幼い頃は、雑煮ではなくきなこで必ず食べていました。
 と言うよりも食べさせられていました。
 雑煮は、どんなに小さくちぎっても餅同士がくっついてしまい、子どもが少しずつ食べる事ができないからという事らしいです。
 そういえば、一口大にちぎったお餅にきなこを満遍なくまぶしてあったような気がします。
 こうすれば、一口が少なくなり子どもが喉に詰まらせるというリスクも軽減されると考えてくれたのだと思います。

 といったように心がけ一つで、リスクの軽減はできるのではないでしょうか?

▼詳しくはこちらをご覧ください。

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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!

★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
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■食べ物による窒息事故を防ぐために

■【モバイル】にいがた食の安全インフォメーションができました。
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★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★からお届けします!
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■「米粉のお部屋」を新潟県が作成しました
新潟県が開発した米粉を使用することで、パンや麺、ケーキ、天ぷらのなど、小麦粉で作られる様々な食品を米粉で作ることができます。

■にいがたのさかな100選
新潟県の漁業にとって重要な水産生物を100種類を選び、「にいがたおさかな100選」としてご紹介します。

■県内養鶏場の鳥インフルエンザに関する情報、愛玩鶏を飼養している皆様へ
1,000羽以上を飼養する養鶏場等の異常の有無について家畜保健衛生所へ報告するよう徴求し、異常があれば検査を実施しています。 

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★★   厚生労働省、農林水産省などからの注目情報です!   ★★
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■輸入食品に対する検査命令の実施について(厚生労働省)
 「中国産鶏肉及びその加工品」及び「エチオピア産生鮮コーヒー豆」

■食品による窒息事故に関する研究結果等について(厚生労働省)

■6月の食育月間を中心とした「めざましごはんキャンペーン」の実施について(農林水産省)

■第12回「販売」を軸とした米システムのあり方に関する検討会の開催及び傍聴について(農林水産省)
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新潟県福祉保健部生活衛生課食の安全・安心推進係 E-mail:ngt040250@pref.niigata.lg.jp
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