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いただきます!にいがた食の安全・安心通信

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◆第31号◆新潟県生活衛生課発行(平成19年9月7日発行)◆◆

*** 今号の目次 ***

■1 食の安全・安心「注目」トピックス
   ・毒きのこによる食中毒にご注意ください
   
■2 ホームページ厳選採れたて情報

■3 食の安全・安心リレーコラム
   ・アジアでのフィールド・ワークより:
      環境、食、健康を総合的に見直すことが必要

┌─┐
│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている
話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!

▽▲     毒きのこによる食中毒にご注意ください     ▽▲

 新潟県では、毒きのこを原因とした食中毒が、9月から10月にかけて、毎年、平均8件ほど発生しています。
 そこで、9月、10月の2ヶ月間を「きのこ食中毒予防強化期間」として注意を呼びかけています。
「毒きのこによる食中毒」の発生状況や予防のポイントをよくおさえ、食用と正確に判断できないきのこは、絶対に食べないようにしましょう。

 ○きのこにまつわる迷信
  きのこの見分け方として、昔から多くの迷信や言い伝えがあります。

  ▽皆さんもこんな迷信を、聞いた事はありませんか。
  ・柄が縦に裂ければ大丈夫。
  ・ナスと一緒に煮れば毒が消える。
  ・虫が食べているきのこは食べられる。
  ・地味な色は食用、派手な色は毒きのこ。
  ・塩漬けにすれば毒は消える。

  ▼実際は・・・
  ・多くの毒きのこは、柄が縦に裂けます。
  ・ナスと一緒に煮て食中毒を起こした事例はたくさんあります。
  ・虫は、毒きのこでも食べます。
  ・多くの毒きのこは、地味な色をしています。
  ・塩漬けにしても毒は消えません。

 先日、京都市内で毒きのこによる食中毒が発生し、1名が亡くなっています。
 県内でも毎年、毒きのこによる食中毒が発生しています。最近10年間の新潟県の食中毒統計では、毒きのこによる食中毒患者の6割以上がツキヨタケによるものでした。この他にドクササコとクサウラベニタケを原因とするものを含めると、この3種で患者数の8割以上を占めています。
 毒きのこによる食中毒を防ぐために、正確に判断できないきのこは、絶対に食べないようにしましょう。

 ▽くわしくはこちら

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│2│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!

★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!

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■店頭掲示板「にいがた食の安全インフォメーション」情報を更新しました。(006毒きのこに注意)

■「食の安全・安心地域意見交換会 in さど」の開催概要を掲載しました

■残留農薬検査情報を更新しました。(8月分を掲載)

■BSE検査情報を更新しました。(8月分を掲載)

■腸炎ビブリオ情報を更新しました。

■食品衛生法違反者等の公表を行いました。


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★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★…からお届けします!

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■第28回全国豊かな海づくり大会プレイベント「海づくり『守り人』フェスタ」の参加者を募集しています

■県内養鶏場の鳥インフルエンザに関する情報

■にいがた「農のあるくらし体験ツアー」を開催します

■「新潟県有機農業推進計画」電子会議室 開催中!!
 9月28日までまだまだ参加可能ですので覗いてみてください。

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●●国や関係機関からの気になる情報をお知らせします!●●

▽「農林水産省ホームページ」からお届けします。

■平成18年度第4回安全・安心モニター調査結果について
「100%安全な食品はない?」、「健康によい食品は、食べれば食べるほど 健康になれる?」、「食品の安全を確保するためには、事故が起こってからの対応より、事故の予防が必要だ」などの項目についてどう考えるのか、アンケート調査の結果が公表されました。

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│3│ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?

◇◇今週は… 村山伸子委員(新潟医療福祉大学 健康科学部 教授)から 執筆していただきました!

★★★★  アジアでのフィールド・ワークより
   :環境、食、健康を総合的に見直すことが必要    ★★★★

 毎年、夏にはアジア諸国で食、栄養、健康の研究や国際協力活動をしています。この夏も8月末にバングラデシュからもどり、また9月にはラオスに出かけます。
 先月の藤井先生のリレーコラム(第29号)で、日本人の安全、人間の安全だけを考えればよいのか?という問題提起がされました。それに関連して、アジアのフィールドでおこっていることをお知らせしたいと思います。

 日本の総合地球環境学研究所とラオスの国立公衆衛生研究所との共同研究で、日本とラオスの研究者がラオスの農村に住み込んで、環境、食事、健康の調査をしています。調査の中で、食をめぐる環境が急速に変化し、食事、健康にも影響する可能性がでてきていることがわかってきました。

 ラオスの場合は、従来、森林面積が国土の多くをしめており、森と川の豊かな資源をもとに食生活を営んできました。しかし、人口増加や周辺諸国の経済発展を背景に森林が周辺諸国のためのプランテーションに変化しつつあることから、従来のように栄養豊富な資源の利用ができなくなっています。また、これまで自分たちが食べる分だけ採取してきた竹の子や魚は、販売用に採取するようになってから激減しています。それにより、村人は森や川から採取される動植物の摂取量が減っていること、それらの摂取量が減ってしまった村では、経済的には収入が増加しながらも、やせや肥満、女性の貧血が多いことなど、身体にも変化がみられることがわかってきています。

 一方、日本をはじめとする先進国では、人間がつくった食環境のもとで、肥満が増え、生活習慣病が増えているという状況がおこっています。

 地球上のどの国の人も環境と調和した食生活、そして健康が維持できるように、持続的な人間の食のありかたについて、もっと総合的な研究や対策が必要なのではないかと思うのです。

┌─┐
│4│ 編集後記
└─┴────────────────────────────

 「にいがた食の安全インフォメーション」ホームページには、毒きのこについて、よく言われる迷信を掲載しています。
 個人的には、「柄が縦に裂けるのは食べられる」というのは聞いたことあるし、「虫が食べているきのこは食べられる」というのは、信じてしまいそうです。
 でも、「ナスと一緒に食べると毒が消える」というものや、「塩漬けすれば毒は消える」というのは初めて聞きました。ただ、この迷信、驚くことに全国区のようです。他の行政の「毒きのこによる食中毒予防」のページを見ても、同じように注意喚起がなされています。

 毒きのこに限らず、迷信(?)は私の生活の中に浸透しています。我が家にも、他の人が聞けば迷信だといわれる教えがあります。

 我が家では、体調をくずすとなぜか梅干を食べます。子どもの頃から梅干を食べると直ると教え込まれているので、今でも迷信なのでは、と疑いながらも食べてしまいます。しかも自家製限定の効果というところがさらに怪しさを増しているような気がします。といっても漬けるのは祖母なのですが。

 最近の私のお気に入りの食べ方は、梅干を細かくみじん切りにして、マヨネーズと混ぜます。細切りにした大根と和えたり、タルタルソースの代わりにエビフライにかけたりしています。興味のある方は是非お試しください。

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新潟県福祉保健部生活衛生課食の安全・安心推進係 E-mail:ngt040250@pref.niigata.lg.jp
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