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いただきます!にいがた食の安全・安心通信

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第28号:7月27日発行
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┏┏┏  ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪ ┏┏┏
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◆第28号◆新潟県生活衛生課発行(平成19年7月27日発行)◆◆

*** 今号の目次 ***

■1 食の安全・安心「注目」トピックス
   ・新潟県の農林水産物から
         放射性物質は検出されませんでした ほか
   
■2 ホームページ厳選採れたて情報

■3 食の安全・安心リレーコラム
   ・「農薬」はそんなに悪者ですか?


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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!

▽▲    新潟県の農林水産物から
         放射性物質は検出されませんでした      ▲▽

 新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発から放射性物質が漏れた、というニュースをお聴きになり、農林水産物の放射能汚染を心配されているた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、その漏れた放射性物質は、自然界にもともとある量よりも大幅に少なく、健康に全く影響のない量でした。
 また、県では、農林水産物の安全性を確認するため、発電所周辺で採れた水産物(ブリ、マダイ、アジ、イシモチ、マガレイ、サザエ)と農畜産物(稲、えだまめ、もも、ねぎ、さといも、たもぎたけ、生乳)の中の放射能を測定しましたが、いずれの品目からも放射性物質は検出されませんでした。
 このような調査結果になりましたので、生産者のみなさまには引き続き自信をもって、安全・安心な農林水産物の提供に取り組んでいただき、一方、県内外の消費者のみなさまには、安心して、新潟県産の魚や野菜などをお召し上がりいただきたいと思います。
 詳しくは、県ホームページの「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震関連情報」をご覧ください。

 ▼「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震関連情報」はこちら


▽▲   被災地のみなさま! 食中毒に注意しましょう   ▲▽

 柏崎市や刈羽村などに甚大な被害をもたらしました「新潟県中越沖地震」から、2週間が経とうとしています。
 この度の地震でお亡くなりなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、ケガをされた方、住宅等に被害を受けた多くの被災者のみなさまに心からお見舞い申し上げます。

 暑い日が続き、被災地での生活は大変のことと思います。
 被災者のみなさまにおかれましては、慣れない避難所での生活と家の片付けなどでお疲れのことと思います。疲れがたまってくると、普段は平気なことでも体調をくずしやすくなったり、お腹を壊しやすくなったりします。
 新潟県では食中毒や感染症予防を呼びかける啓発チラシを作成し配布しています。是非ご活用いただき、食中毒にご注意ください。
 また、ご愛読いただいているみなさまの中にもボランティアとして、炊き出しなどで現地で食品に触れる機会もあるかもしれません。被災者のみなさまだけでなく、ボランティアにご参加してくださる方もチラシを活用していただき、食中毒予防の参考にしてください。

▼啓発チラシはこちら


▽▲ 新潟県中越沖地震の被災者のみなさまへ!
      食品営業や免許に関する手数料の免除を行っています ▲▽

 県では、新潟県中越沖地震の被災者のみなさまが、県に対して行う申請手数料の免除を行うこととしました。

対象となるのは・・・
 1.被災により食品営業許可の取り直しが必要な場合(施設の新築や仮  店舗の設置など)食品営業許可申請手数料
 2.被災により製菓衛生師、調理師、栄養士免許証を紛失等した場合の
  再交付手数料
この他に、旅館営業や理・美容所、クリーニング所などの申請手数料も対象となっておりますので該当する場合は、お近くの地域振興局健康福祉部等(保健所)にお問い合わせください。

▼詳しくはこちら

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│2│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!

★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!


■牛肉の原産地表示取組宣言店を掲載しました。(計78店舗)


■店頭掲示板「にいがた食の安全インフォメーション」を更新しました。

 県広報テレビ番組「週刊 県政ナビ」で、「掲示板 にいがた食の安全インフォメーションはじめました。」が放送されます。
 ◆BSNテレビ 7月29日午後5時25分〜5時30分です。◆

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★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★…からお届けします!


■「農林公社分収林事業改革検討委員会」委員公募のお知らせ


■平成19年度「農産物販売会社設立支援事業」の公募について


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●●国や関係機関からの気になる情報をお知らせします!●●

▽「厚生労働省ホームページ」からお届けします。

「平成18年度輸入食品監視指導計画に基づく監視指導結果」及び「平成18年輸入食品監視統計」が公表されました。


「BSE対策に関する調査結果」が掲載されました。


「ピッシングに関する実態調査結果」が掲載されました。



▽「食品安全委員会ホームページ」からお届けします。

「最近の中国産食品等に関する情報」が掲載されました。



▽独立行政法人 農林水産消費安全技術センター(FAMIC)
 ホームページからからお届けします。

「食の安全・安心ネットフォーラム」開催中!!
 “知っていますか?「賞味期限」と「消費期限」”と題して、賞味期限や消費期限など食品の表示等をテーマとしたインターネット上の意見交換会を 開催しています。みなさまからのご意見・情報をお待ちしています!
【募集期間】〜8月21日(火)16:00まで



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│3│ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?

◇◇今週は…農産園芸課 西土恒二さん から執筆していただきました!

★★★★  「農薬」はそんなに悪者ですか?  ★★★★

 私は、主に農薬行政を担当していますが、消費者の方々からは「農薬って安全なの?」、あるいは「農薬の残留が心配」といった質問や疑問等が、時々寄せられてきます。
 その一方で、最近は、ガーデニングや家庭菜園ブームで、一般家庭でも野菜や花等を栽培される方が多くなっています。そのような方々からは、「すぐ虫がついちゃって大変・・・」とか、「農薬を使わないと、きれいな物はなかなか作れないなぁ」といった声がよく聞かれ、あらためて農家の大変さを理解されるともに、害虫等の駆除の難しさや農薬の効果を実感されるようです。

 前回(第27号)のリレーコラムで、生活衛生課の牧さんは「農薬の使用には躊躇があります。使わずに済めばよいのですが使わずに収穫できるものは少ないことは事実です。」と書かれていましたが、野菜等の栽培を経験・実践されている方も、牧さんと同じ思いでいることでしょう。

 日本で使用される農薬は、毒性や残留性等の各種試験を経て、その安全性が確認されたものだけが、国からの認可(農薬登録)を受け販売・使用されています。また、農薬は、使用方法を守って使っていれば、その成分が法律で定められた残留基準値を超えて農作物に残留することはありませんし、農家は、農薬の使用に当たっては十分注意を払っており、消費者の減農薬志向を考え、農薬の使用量を削減する栽培方法を実践しています。
しかし、消費者の方々の農薬に対する根強い不信感は、なかなか払拭されないのが現状です・・・。

 スーパー等を覗くと、年間を通じて、色とりどりのきれいな野菜等が店頭に並べられ、比較的安い値段で販売されています。もし農薬を全く使用しなくなった場合、このような状況が維持できるのか、私はとても疑問に感じています。
 農薬を全く使用しなくなると、野菜等の収穫量や品質は大きく減少(低下)します。その結果、野菜等の出荷量は減少し(あるいは不安定となり)、価格が高騰することも想像できます。そうなれば、我々庶民にとって大打撃です!
 消費者の方々からは、現在の食品(農産物)生産において、農薬がどのような役割を担っているのか、また農薬の安全性がどのように確認・確保されているのか、農家がどのように農薬を使用して農作物を栽培しているのか、などについて理解して頂きたいと思います。そのためには、私は、消費者と農家の「相互理解の場」が何よりも重要だと思っています。

 8月1日には、県主催で「にいがた食の安全・安心フォーラム2007」が開催され、農薬による健康影響等の講演や、消費者と農家等とのパネルディスカッションが行われます。このような機会を通じて、農薬の安全性等について理解を深めるとともに、消費者と農家がお互いの立場や取組等を十分理解し、「WIN−WIN(ウイン−ウイン)」の関係(両者が相互に利益を得られる関係)が成り立っていくことを願っています。

▼フォーラムへの参加申し込みはこちら・・・



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│4│ 編集後記
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 先号で、だいぶ仕事にもなれたとご報告いたしましたが、まだまだ知らないことがたくさんありました。
 先日発生いたしました「新潟県中越沖地震」では、生活に直結する課だけあって、多くの災害対応業務があります。
 被災地やその周辺地域の入浴施設では、被災されたみなさまのために無料開放を行っていますが、その協力依頼をしたり、被災者のみなさまにお知らせします。一部の施設で混み合っているという情報が入ってくると、多くの方に利用されているのだとわかり、うれしくなります。
 多くの避難所では動物と一緒に生活することは出来ません。家族として一緒に暮らしてきた動物と一時的とはいえ離れて暮らさざるをえない被災者の方がいます。その方たちが安心して避難所生活を送れるように、そんな動物を県内各動物保護管理センターでは一時的に預かっています。一日でも早く一緒に住める日が来ることを願っています。

 私は今この二つの情報をホームページで更新しています。
 多くの善意により復興に向けて動き出していますが、善意はそれを必要としている方に渡ってこそ効果があります。その橋渡しをするのが行政なのではないかと思います。被災者のみなさまが少しでもすごしやすくなることを願って日々の業務を行っています。ホームページの更新により1人でも多くの方に情報が伝わってくれたらと思っています。これからも災害情報に限らず、情報を必要としている人にわかりやすく伝えていきたいと考えています。

▼入浴施設情報はこちら


▼被災動物支援情報はこちら
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新潟県福祉保健部生活衛生課食の安全・安心推進係 E-mail:ngt040250@pref.niigata.lg.jp
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