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食品の苦情事例集

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事例4:包装米飯が黒変

苦情の概要

包装米飯を購入し、フィルムを一部はがして電子レンジで加熱調理し、食べようとしてフィルムを大きくはがしたところ、白飯の一部が黒変しているのが発見されました。

黒変した白飯の一部の画像

原因と対策

黒変部分は、カビの菌糸及び酵母であると同定されました。

当該品の包装状態を確認したところ、フィルムの一部に鋭利なもので突き刺したような約8mmの長さの破れ箇所が認められました。

発生原因として、以下の点等から出荷後のいずれかの段階(流通時、販売時、購入後)で、製品の包装が何らかの原因により損傷を受け、真菌が発生したものと推定されました。

  • 苦情品の同一ロット品について他から同様の苦情が寄せられていないこと。
  • 製造所において、包装後の検品の工程でフィルムの張り具合や包装の異常を確認しており、異常品は排除されること。
  • 製造から約3ヶ月経過しているのに対し、真菌の発生部位が米飯表面の一部にとどまっていたこと。

再発防止策として、次の措置が講じられました。

  • 使用するフィルムを厚いものに変更し、突き刺し強度を向上させた。
  • 製造・流通・販売段階の各関係者に対し、製品に傷を与えることがないよう取扱い方法について注意喚起。(開封時のカッター類使用の禁止等)
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