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微生物による食中毒

カンピロバクター汚染実態調査

平成16年度 食肉のカンピロバクター汚染実態調査結果(平成16年7月6日)

カンピロバクターは、家畜、家きん、ペット、野生動物、野鳥等の腸内に存在する食中毒菌で、主に食肉(特に鶏肉)に付着しています。同菌にヒトが感染すると、吐き気、腹痛、下痢等の症状を引き起こします。

近年、同菌による食中毒が全国的に多発していることから、県内(新潟市を除く)に流通する食肉(主に鶏肉)についてカンピロバクター汚染実態調査をしたところ、市販鶏肉の約2割から同菌が検出されました。

カンピロバクター等の主な食中毒菌は、十分に加熱することで死滅されることができます。

食肉は、中心部まで十分加熱して(75℃・1分間以上)して食べましょう。

カンピロバクター汚染実態調査統計
食品区分 検査数 検出数 検出率 備 考
パック鶏肉
45
10 22.2% 主に数百g入りのパック品
業務用鶏肉
50
11 22.0% 主に数kg入りの袋詰め品
鶏肉
95
21 22.1% むね、もも、ささみ、手羽先、手羽元等
パック牛肉
8
0 0.0% 肩、バラ、もも等
パック豚肉
7
0 0.0% バラ、もも
110
21 19.1%
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  • 鶏肉95検体中から、カンピロバクターが検出されました。(検出率22.1%)
  • パック牛肉及びパック豚肉からは、カンピロバクターは検出されませんでした。
  • 検出されたカンピロバクターは全て、カンピロバクター・ジェジュニという種類でした。
  • 菌数は、食肉100g中100個未満のものが7検体、100個以上1000個未満のものが7検体、1000個以上のものが7検体でした。(一般にカンピロバクターがヒトに感染・発症する菌量は100個前後と言われており、計算上、100g中1000個のカンピロバクターに汚染された食肉ではわずか10gで、感染・発症しうる菌量に達します)
  • 食肉部位によって、検出率及び菌数に大きな差はありませんでした。
県では、飲食店等において食肉の加熱調理及び二次感染防止措置が確実に行われるよう関係営業者に対して指導しています。
また、市販食肉の衛生度の向上を進めるため、食鳥処理場や食肉処理施設、食肉販売施設において適切な汚染防止措置が講じられるよう関係営業者に対して指導しています。
今回の調査結果を踏まえ、今後も引き続き関係営業者に対して指導していきます。
食肉は、中心部まで十分加熱(75℃・1分間以上)して食べましょう
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