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微生物による食中毒

カンピロバクター汚染実態調査

平成17年度 第2回食肉のカンピロバクター汚染実態調査結果(平成17年7月5日)

 本調査については、5月県内(新潟市を除く)に流通する食肉(主に鶏肉)についてカンピロバクター汚染実態調査を実施したところ、市販鶏肉の約4割からカンピロバクターが検出されました。
 そこで、6月に2回目の調査を実施したところ、市販鶏肉の約5割から同菌が検出されました。昨年の本調査では市販鶏肉の約2割から同菌が検出されていますが、今年実施した2回の調査では昨年を上回る検出率となりました。
(平成17年食中毒状況はこちら) 
 カンピロバクターは、家畜、家きん、ペット、野生動物、野鳥等の腸内に存在する食中毒菌で、主に食肉(特に鶏肉)に付着しています。同菌にヒトが感染すると、吐き気、腹痛、下痢等の症状を引き起こします。
 カンピロバクター等の主な食中毒細菌は、十分に加熱することで死滅させることができます。

食肉は、中心部まで十分加熱して(75℃・1分間以上)して食べましょう。

カンピロバクター汚染実態調査結果(食肉部位別)
部位 検体数 陽性数 陽性率 菌数(最確数/100g)
むね
14
8 57.1% <15,,37,46,115,1200,2150,4650,>55000
もも
10
4 40.0% 115,240,750,4650
ささみ
5
1 20.0% 55
手羽
6
4 33.3% 115,2150,4650,>5500
3
3 100% 115,>55000,>55000
その他
1
1 100% 1150
39 21 53.8%
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  • 鶏肉39検体中21検体(検出率53.8%)から、カンピロバクターが検出されました。
  • 検出されたカンピロバクターは全て、カンピロバクター・ジェジュニという種類でした。
  • 検体は外国産1検体を除き、すべて国産鶏肉でした。
  • 菌数は、食肉100g中100個未満のものが4検体、100個以上1000個未満のものが6検体、1000個以上10000個未満のものが8検体、10000個以上のものが3検体でした。(一般にカンピロバクターがヒトに感染・発症する菌量は100個前後と言われており、計算上、100g中1000個のカンピロバクターに汚染された食肉ではわずか10gで、感染・発症しうる菌量に達します)
県では、飲食店等において食肉の加熱調理及び二次感染防止措置が確実に行われるよう関係営業者に対して指導しています。
また、市販食肉の衛生度の向上を進めるため、食鳥処理場や食肉処理施設、食肉販売施設において適切な汚染防止措置が講じられるよう関係営業者に対して指導しています。
今回の調査結果を踏まえ、今後も引き続き関係営業者に対して指導していきます。
食肉は、中心部まで十分加熱(75℃・1分間以上)して食べましょう
平成17年度第1回 食肉のカンピロバクター汚染実態調査結果はこちら
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