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もっと知りたい! 和菓子「笹だんご」
 
  和菓子「笹だんご」や「ちまき」などを製造している株式会社田中屋本店のことをもっと知りたい!
ここでは、和菓子「笹だんご」について、みなと工房の田中係長に伺います。
  
   田中係長! よろしくお願いします!

よろしくお願いします! なんでも聞いてください!
   米どころ越後が生んだ郷土の名産品 「笹だんご」の歴史を教えてください。


 笹だんごは約500年前から一般の家庭で作られてきたと言われています。  その時代は出来の良いお米を年貢米として国に収め、手元に残るものは悪いお米、 いわゆる「くず米」しか残らず、生活は困窮していたと言われています。  その中で無駄なくお米を食べる知恵として、お米をひいて粉にしてお団子を作り、 「餡」ではなく、普段食べていた「煮物」、「佃煮」、「練りみそ」などを中に入れ、 笹で包んでい草で結び、蒸す(茹でる)ことで保存食として 食べていたのではないかと言われています。 また、旧暦の「端午の節句」に田植えを終え、 子供の成長と秋の収穫が実りあるものになるようと願いを込め、 年に1度の特別な日に「ハレ食」として当時、貴重であった 砂糖を使い「餡」作り、中に入れた「笹だんご」が作られていたと 言われています。  今もこれらの風習は新潟に残っており、旧暦の「端午の節句」 (6月5日)に笹だんごは作る(食べる)家庭があると聞きます。
   田中屋本店さんのこだわりの ポイントを教えてください。


 当社のこだわりは原材料と製法です。  原料の米は新潟県産の厳選良質米、小豆は北海道十勝産、 よもぎは青森県産、新潟産を主に使用しています。  製法につきましては、生のお団子を笹で包み、い草で結び、 蒸気で蒸すことで滅菌作用があります。  これは昔から続く伝統的な製法で当時の人々の生活の中から 生まれた製法だと考えられます。  田中屋本店ではこの先100年、200年と「笹だんご」を 新潟に残していきたいと考えていますので、創業当時より続けている 昔ながらの製法にこだわって製造しています。
田中係長、詳しく教えてくれて ありがとうございました!
 
  
         
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お問合せ先
新潟県福祉保健部生活衛生課食の安全・安心推進係
電話025-280-5205
   



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