|
新潟県内の保健所(新潟市を除く)に相談のあったきのこの情報です。
- 期 間 : 平成27年9月10日(木)〜9月16日(水)
|
○ 夏の気温が高く、その後に適度な降雨があり、朝晩の気温が低下すると、多くのきのこが発生します。
○ 9月以降、県外で有毒なクサウラベニタケを食用のきのこと誤認して採取・喫食したことによる食中毒が多発しています。
クサウラベニタケは、新潟県で毒きのこ食中毒の発生件数が2番目に多いきのこであり、
今シーズンも県内の保健所にはクサウラベニタケの相談が複数寄せられていることから、注意が必要です。
|
|
<クサウラベニタケ>
・ 発生環境 : 秋に広葉樹林の地上に群がって発生する。
・ 特徴 : 成熟するとヒダ(傘の裏側)が肉色となる。食用のウラベニホテイシメジと一緒に生えていることがある。
・ 症状 : 激しい吐き気、おう吐、腹痛。
・ 間違えやすいきのこ : ウラベニホテイシメジ、ハタケシメジ、ホンシメジ。 |
|
|
|
|
|
クサウラベニタケ <毒きのこ> |
ウラベニホテイシメジ (食用きのこ) |
ハタケシメジ (食用きのこ) |
【相談のあった毒きのこ】
きのこ |
件数 |
採取場所 |
クサウラベニタケ類 |
9件 |
三条市、長岡市、南魚沼市、湯沢町、十日町市、佐渡市 |
オオワライタケ |
2件 |
長岡市、糸魚川市 |
テングタケ類 |
4件 |
南魚沼市、十日町市 |
その他有毒きのこ |
11件 |
新発田市、弥彦村、長岡市、南魚沼市、柏崎市、上越市、糸魚川市 |
【相談のあった食べられるきのこ】
きのこ |
件数 |
採取場所 |
可食イグチ類 |
13件 |
三条市、長岡市、刈羽村、上越市、妙高市 |
ウラベニホテイシメジ |
1件 |
新発田市 |
ハタケシメジ |
2件 |
湯沢町、上越市 |
その他可食きのこ |
25件 |
新発田市、長岡市、湯沢町、十日町市、刈羽村、上越市、佐渡市 |
※湯沢町の野生きのこは出荷及び食用自粛中です。
※不食きのこは掲載しておりません。
|
|