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今回の集計期間に相談があった、毒きのこ「オオワライタケ」と「テングタケ類のきのこ」については、9月6日〜9月12日のきのこ情報をご覧ください。 |
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前回のきのこ情報(9月27日〜10月3日)で、新潟県内で昭和57年から平成28年の間に発生した毒きのこによる食中毒のうち、「ツキヨタケ」を原因とするものが全体の50%以上占めているとお伝えしましたが、ツキヨタケに次いで食中毒が多い毒きのこが「ドクササコ」です。 |
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【毒】ドクササコ |
【発生環境】
晩秋に広葉樹林や竹やぶの地上に発生
【特徴】
傘・・・大きさは径5〜10cmで、ふちが内側に巻いている。
色は、橙褐色〜黄褐色
はじめは中央がくぼんだ「まんじゅう」形だが、開くと「じょうご」形になる。
柄・・・繊維質で中身は空、縦に裂けやすい。
【症状】
食後6時間から1週間ほど経過してから、手足の先が赤く腫れ、激痛が伴う。
症状は1か月程度続く。
【間違えやすいきのこ】
ナラタケ、カヤタケ など |
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断面(じょうご型) |
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