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新潟県内でツキヨタケによる食中毒が発生しました。
ツキヨタケは食用のシイタケやヒラタケ、ムキタケと間違えやすく、これら食用きのこと同じ木で発生していることもあるため、注意が必要です。
過去には、シイタケを栽培している原木から発生したツキヨタケを食べて食中毒を起こした事例もあります。
新潟県では平成元年から平成27年にかけてツキヨタケによる食中毒の発生がない年は1年しかなく、ほぼ毎年、食中毒が発生しています。
ツキヨタケは奥山に発生することが多いですが、今シーズンは身近な里山に発生しています。
また、幼菌から成菌まで発生が確認されていることから、ツキヨタケの発生は11月頭くらいまで続くものと思われます。 |
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<ツキヨタケ>
・ 発生環境 : 秋に広葉樹林の倒木や立ち木に重なりあって発生する。
・ 特徴 : @ヒダが暗闇で発光する。A柄の肉の内部に暗紫色のシミがある。B柄のつけ根にリング状の隆起帯がある。
・ 症状 : おう吐、腹痛、頻繁な下痢。
・ 間違えやすいきのこ : シイタケ、ヒラタケ、ムキタケ。 |
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ツキヨタケ <毒きのこ> |
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柄の隆起帯と内部のシミ
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暗闇での発光
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間違えやすい食用きのこ |
シイタケ
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ヒラタケ
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ムキタケ
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