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◎ 語り部さんへ |
| 2005/09/09 |
先日は、ぼく達のためにきちょうなお話しをしていただきありがとうございました。豊かで平和だった阿賀野川が突然じごくの川のようになってしまい大変な思いをされたことでしょう。
水俣病の原因は、昭和電工から出る排水に含まれていた有機水銀が、魚の食物連鎖によって人間の口に入りそこから手足のしびれ、肩や腰が痛み、めまいなどの症状があらわれるのだと勉強しました。その水俣病から差別や偏見が起こりました。自分が水俣病だと分かると周りの人から水俣病はうつる病気だとか水俣病の人とは結婚できないと言われ断られる、働く場所がなくなるなどの差別をうけ、水俣病の症状がでているのに水俣病患者と認定されず、そればかりか「金目当て」などとひどい偏見を受けました。それでもくじけずあきらめず裁判を
起こし昭和電工が謝罪をする段階までいった語り部さん達の勇気は、びっくりさせられました。
たった一つの工場が流した排水によってこんなにたくさんの人が苦しみました。こんな公害は二度と起こしてはいけないと思いました。
阿賀野市立小学校６年生(H17.9.9来館） |
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